食べる順番が大事です。タンパク質を1番に食べます。
蛋白質を先に食べると食後血糖値の上昇が緩やかになります。次に水分の多い味噌汁などの汁物から食べます。水分はお腹に溜まるので、満腹感を感じやすくなります。お茶や麦茶もここで飲みます
3番目に野菜や海藻、キノコ類など食物繊維を多く含む食べ物を食べます。食物繊維は 血糖値の上昇や、脂肪の吸収を抑えることができます。
最後に食べるのがご飯や麺類などの糖質です。糖質を先に食べないことが、最大のポイントです。
ご飯を先に食べた時に比べて魚や肉を食べてからご飯を食べると血糖が上がりにくいです。
主食は15分後に食べるようにします。全部一緒に食べずにおかず、スープ、野菜の順に食べ15分後にパンを食べます
ご飯のためのおかず、おかずのためのご飯にならないようにします。つまりご飯を食べるためにはおかずが必要、おかずを食べるにはご飯が必要とならないようにします。
ご飯とおかず特に味の濃いおかずを一緒に食べるとご飯の量が多くなります。例えば鰻やサバみそ等などです。明太子や漬物もご飯の量が多くなります。おかずは薄い味付けにしておかずだけで素材の味を味わいます。ご飯もご飯だけ食べてご飯そのものの味を味わいます。
和食のコースの様にご飯は最後に〆(しめ)で食べます。めしは最後に! 飯を最後から読むと しめ=〆(しめ)です。これは会席料理の献立の例です。野菜やおかずを15分以上かけてよく噛んで食べるとお腹が膨れてきます。最後にご飯だけで食べるとご飯はあまり食べなくてよくなります。
タンパク質は同時より順番に食べる方が血糖があがりません。白米だけを食べる時よりも、味噌汁とサーモンや味噌汁と納豆の様に白米とタンパク質を同時に食べると血糖は上がりにくいですが、タンパク質を白米の前に順番に食べることで血糖は上がりにくくなります。