バランスのいい食べ方

 

 食べ物で血糖が上がるのは糖質です。糖質は主食になるご飯、パン、麺類、イモ類があります。果物も糖質で血糖が上がります。同じ糖質でも血糖が上がりにくい糖質があります。麦、こんにゃく米、食物繊維を多く含んだパンが血糖が上がりにくいです。そばも血糖が上がりにくいです。

 蛋白質はインスリンの分泌を促すことで主食の血糖上昇を抑える事ができます。プロテインを多く含んだ主食例えばカップヌードルプロは糖質の量が少ない代わりにタンパク質が豊富で理想的な食品です。

 油は胃の動きを遅らせることで血糖がゆっくり上がります。複合食の様に糖質をタンパク質と油を一緒に取ることでそれぞれ単品より血糖が上がりにくくなります。

 野菜に代表される食物繊維は血糖の上昇を抑えるとともに量を増して満腹感を高めることで主食の量を減らすことができます。

 食べる糖質の量、食べる順番、食事の時間も血糖の上り方に関係します。

 バランスよく食べる事が血糖の上がらない食べ方です。

バランスよく食べる順番を守る
 
タンパク質が大事
  
血糖を測って主食の量を決める方法
 
 白米100g(糖質40g)を食べて血糖を測定します。

 血糖が食べる前より50を超えて上昇した場合はご飯の量を70gに減らしましょう。または血糖の上がらない食べ方に変えましょう。

 血糖が食べる前より50を超えない場合はご飯の量を120gに増やせます

 ご飯の量を減らすにはご飯をおかずと一緒に食べない様におかずを薄味にすることが大事です

 主食を減らしてお腹が空るならゴマ、オリーブオイル、トーフ、冷凍枝豆を食べます