血糖コントロールの指標ではHbA1cがよく使われます。 HbA1cは血糖の平均値で正常は5.5%以下です。 目標値は6%ですが6%を達成するのは簡単ではありません。 HbA1cが6%台の方が血糖を良くするには食後血糖の確認が必要です。 つまり食後血糖を下げる事によってのみHbA1c6%が達成されます。 またHbA1cは血糖変動(食後血糖の上昇)をとらえる事ができません。 すなわち同じHbA1c値でも食後血糖が目標を達成しているかどうかがわかりません。 そのため月1回のHbA1cの採血だけでは食後血糖の確認ができません。
左の図は食後血糖の上りが小さい例 右は食後血糖の上がりが大きい例 HbA1cが同じでも食後血糖が上がる方が合併症になりやすいです 食後血糖を確認するには自宅での血糖測定が必要です。
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